この夏の北海道は、北海道電力泊原発が3基とも泊まっている関係で需給状況が逼迫する事が予想された事で、2010年比7%の節電要請となりました。
節電要請期間は来週中まで続きますが、結果としては7%以上の節電が達成され、道民の底力が感じられました。
さて、方や我が家の状況ですが、お世辞にも胸を張れる状況ではなく、恥ずかしながら10年比で微増となってしまいました。
正直言いまして、ベース消費電力の削減はそれまでにしてしまっており、これ以上の削減は費用がかさみますので悩ましい所ですが、この冬は夏以上に需給が厳しい事が予想されており、既に削減しているからと言って胡坐をかいている訳にも行きません。
で、これからのネタです。
1、灯油ストーブ併用
出力2.4KW程度のいわゆる石油ストーブを購入し、補助暖房として活用する事で、暖房での電力消費を抑えます。特に、夕方の時間帯は、その時間に外気温がどんどん下がる為、暖房付加が一番高い時間帯にもかかわらず暖房はホッとタイム22ロング契約で間欠運転になってしまう事、更にその時間が北海道電力では一番消費電力が多いいわゆるピークの時間帯と言う事。その時間帯に、2.4KWでも電気を使わない暖房を出来れば効果が大きく、また初期費用は数千円と低く、ランニングコストはほぼ今まで通り。
また、ストーブの上でお湯でも沸かせば、加湿効果と給湯の電力削減にも貢献できそう。
問題は、室内で開放型ストーブを使う事のリスクですが、その辺は使ってみてと言う事でも良いかなと思います。
それとは別に、乾電池や完全手動でも起動出来る石油ストーブは、万が一の時の為にもなる、つまり非常用と言う側面もあります。
2、冷蔵庫買い替え
我が家の冷蔵庫は、2001年の春に結婚しての新居用に買った物なので約11年半経ちます。
昨年、ワットモニターで消費電力を測った時の結果が、2週間で24kWh。1年間に直すと約630kWhとやはり今の冷蔵庫と比べると2倍程度消費しているのが分かっています。それでも動作は基本的には問題ないのですが、実は最近若干動作音が大きくなって来たような気がしてます。
これを買い換えると、年間で約300kWh程度削減出来そうで、しかもベース電力なので太陽光の売電にも影響しますし、夕方のピーク対策にも当然なります。
初期投資は大きい削減ネタですが、冷蔵庫は壊れてからの買い替えでは何かと不便だったり不利だったりするので、冬までに更新を検討します。
3、リビングのシーリングライトのLED化
リビングには99Wの蛍光灯シーリングライトが付いています。これを消費電力が約60W程度のLEDのシーリングライトに交換する事を検討しています。
こちらの冬の夜は長い為、冬は16時には暗くなるのでこの明かりを点けますし、朝も6時台は暗いので点ける事になります。また家の中で一番点灯時間の長い明かりもこのリビングのシーリングライトなので、常々気になっていました。
ただ、削減幅が少ない事と、下がってきたとは言えまだLEDのシーリングライトは高いので、冷蔵庫を今年は優先して、このネタは来年に取って置こうかと考え直しています。
ま、今考えているのはこんな感じです。
まだ夏が終わったばかりですが、実はもう15日以内には見えている山には初冠雪がある時期ですし、今月中には暖房を点ける事になるので、今のうちから検討して行きます。
ま、今回の節電要請騒ぎは原発に由来しているので賛否はあるでしょうし、実際誰の為の節電なのか誰にメリットがあるのかと言う所は腑に落ちない所もありますが、私としてはオール電化として電気に頼ってしまっている以上、何か行動を起こさないと、何も言う事も出来ないかもなと思っています。
出来る範囲でやって行こうと思います。
何か妙案や前向きなアドバイスがあれば教えて下さい。
※ちなみに、今回の計画停電の地域割りでは、我が家は「88」で計画停電の対象外となっていて、仮に計画停電になっても、我が家は停電しない事になっています。
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