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2006.09.28

新規参入の難しさ。

農業の後継者不足が深刻な問題となっている。それと関係して、休耕地の問題も浮き彫りになってきた。
その対策の一つとして農業への「新規参入者」の受け入れが急務になっている。新規参入「希望者」は意外と多い。しかし、なかなか実際は参入しない、参入できない、また参入出来てもなかなか定着しない(出来ない)と言う。
今日仕事場に来た近所の農家さんにその事を聞いてみた。
問題点として挙げられたのは... 
○農業に対する考え方が現実的ではなく、理想を追ってしまう。
○近所の農家等との付き合い方が難しい(ヘタ)。
○農業を甘く見ている。
など、簡単に言えばそんな所。
外からやってくる新規就農者の多くは、理想を持ってやってくる人が多い。「無農薬」「有機栽培」。確かに悪い事ではないが、素人が簡単に出来る物ではない。そこに気付いた時にどう方向修正できるか。または、その理想を貫く為に、極貧生活や過酷な労働に絶えられるだけの覚悟と根性があるか。また、外からのアドバイスにどれだけ耳を傾ける事が出来るか。また、外からのアドバイスが受けられる環境を作れるか。そこがカギになるようだ。
その農家さんは、「農業は世襲制が一番良い」とも言っていた。農業を手伝わなくても、嫌でも親が何をやっているのかわかる。作物の状況も見る事が出来る。その事が経験となって、問題発生時の対処法の習得に結び付く。ただ土地があってトラクターに乗れても、農業は成り立たない。
一番良いのは、後継者の居ない農家が新規参入者を受け入れ、5年程度掛けて引き継ぐのが良いと思う。その後土地なども含めてその参入者に売って引き継いでも良いし、賃貸でも良い。「それなら出来るんじゃないか」とその農家さんは言っていた。
で、付いてきた言葉が、「おまえ俺の後やらんか?」。
彼の息子も後を継ぎそうにないらしい。

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「雑感」カテゴリの記事

コメント

(こちらでは)はじめまして!yurikoです。ってハンドルネーム一応使ってみましたが、ホームページで正体バレバレ。
早速、遊びに来させてもらいました。

地中熱ヒートポンプも勉強しましたよ。なべやんBLOGで(笑)
エアコン室外機が使えない北海道。地中熱はとても魅力的ですね。

同じ大阪からの移住で(私は北河内)、年齢も同じくらい(多分)、2児の親という共通点のほかにも、平屋好き&三角屋根好きなことも似ていて、とても親近感が沸きました。
違うのは、ズバリ経済力ですね(笑)

と、しばらく過去ログを読ませていただいたのですが、ふと新しい投稿を読んでビックリ。
私たちのこと?と思いました。
確かに新規就農は大変です。農家さんが挙げられた問題点。バッチリ当てはまります。
幸い私達は就農して3年。近所の方々に支えられ、大失敗で借金が増えない限りは、ここに根付こうと思っています。
私は、極貧生活や過酷な労働にブツブツ文句を言いながら耐えています(ときどきサボる)が、それがまた楽しかったり。男の人はそれプラス、パートナーの愚痴にも耐えなきゃいけません。これが一番しんどそうです(笑)。

今後とも、ヨロシクです~

投稿: yuriko | 2006.09.30 04:49

yurikoさん、(こちらでは)はじめまして。ようこそ!
地中熱暖房はこれから普及して行くと思いますよ。
ハウスの暖房なんか出来んかなぁ~なんて思ってます。

いやいや、経済力なんか無いですよ。こちらも借金借金(^^;。

新規就農は、奥さんをはじめ、家族の理解が無いと出来ませんよね。その点はyurikoさんの所は大丈夫なんじゃないですか?一生懸命さが見て取れますよ。
目指す農業で一番のカギは「顧客の確保(囲い込み)」じゃないですかね。いかにして理解のある継続的なお客様を見つけるか。そうすれば早い内に目指す農業が出来ると思いますよ。今はその争奪戦の真っ最中ですから、早い者勝ちかも知れません。
愚痴も問題点解決の糸口になり得ますから、悪いばかりではないと思いますよ。そこに愛情があれば(^^)。

投稿: なべやん | 2006.09.30 21:46

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