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2006.01.14

地中熱暖房に未来はあるのか3

結局の所、どうやったら地中熱暖房やその他新しい高効率なシステムの普及に必要なのは、「実際にちゃんと暖まる」「実際に光熱費が安くなる」と言う事を、如何にして検討者に納得させるかと言う事だと思う。これが前提であるし、これ以外に方法は無い。納得したからと言って即採用とはならないのは当然だし、特にこっちの人はその確立は低い。しかし、出来ることは、納得させること、あるいは理解させる事だと思う。
では、どうやって納得させ理解させるか。
これまでの経験から言って、この新しいシステムの構造や理屈を説明してもなかなか理解してもらえない事が解って来た。ではどうするか。それは、実際に体験するか、相応のデータを提供するかだと思う。
まず、体験させるにはどうするか。実際、ちょっと家の中に入った位では納得出来ないと思う。時間を掛けて、もしかしたら一冬その家で越す位しないと解らないかも知れない。で、まずは、公共施設などでの導入が一番手っ取り早い方法だと思う。公共施設には、その地域の住民も行くことがあるし、一番大きなのは、その公共施設で働く公務員と言う消費者が多く居ることだ。それと、公共住宅。この場合は、集合住宅と言う事で、戸建住宅と比べれば、一個当たりの工事費は安くなるはず。
それと、データ。データは、利害関係がある業者や、研究所が出すデータよりも、実際に住んでいる私達のような一般ユーザーが出すデータの方が信憑性が高いはずだ。建築方法や、構造等のデータと共に、各部屋の室温のデータを示せば、流石に「確かに」と理解できるだろう。勿論そこに光熱費のデータも含まれる。
ま、逆に言えば、そこまでやらないと、新しくて理解が難しく、初期コストが掛かるシステムの導入は、私のようなマニアのような顧客以外は難しいと言う事だろう。
技術の進歩で良い物が出来ても、消費者が買わなければ、それは本来の目的とは逆に、無駄な労力やエネルギーを使っただけで終わってしまう事になりかねない。

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コメント

初めまして!札幌在住のデルフィーと申します
地熱ヒートポンプ興味深く読ませていただきました・・我が家のセントラルヒーティング用の灯油ボイラーがそろそろ交換時期に来ているので、この際、燃料電池や地熱ヒートポンプにしてしまおうかとも考えています・・しかし、現時点ではどちらにしてもコスト高ですね!
もう少し安くならないのかな?地熱ヒートポンプでは300万くらいするのでしょうか?
あるいは、現在の暖房設備にペレットストーブを追加して灯油への依存度を減らすのも良いのかなぁ?とも考えています

投稿: デルフィー | 2006.01.21 16:16

デルフィーさん、始めまして!
地熱(地中熱)ヒーポンは既存のセントラルヒーティングの配管がそのまま使えれば、300万も掛からないのではないでしょうかね。それにしてもコストが高いので、補助金などを上手く利用しないとなかなか難しいのかもしれません。電気代自体は私の書いている通りです。
何か疑問点などありましたら、何なりとどうぞ。
それと、札幌だと他にも選択肢はありますよね。燃料電池もそうですし、ガスや電気のコージェネなんかも選択肢に上がるかも。ペレットストーブも今見直されていますし、費用も安いので良いのではないでしょうか。
また、灯油ボイラーが交換時期と言う家であれば、断熱リフォームって言う手も有りだと思います。
兎に角、いろんな意味で、先を考えてやるか、今を重視するかで選択肢は分かれますね。

投稿: なべやん | 2006.01.21 22:23

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